ラビットチャレンジのスタートテスト合格

1月に申し込みをしたラビットチャレンジですが、本体の講義を受講する前に、 AI実装検定A級®相当の内容の"スタートテスト"に合格する必要があります。

私自身は、理系の大学・大学院を卒業して、仕事でも信号処理系のアルゴリズム開発に従事しており、普段プログラミング・数学を使っています。同じような境遇・状況の方の参考になればと思い、軽く合格までの記録を軽く残しておきます。

1/9 シラバス・公式テキストの目次を確認する

ラビットチャレンジの学習システムがオープンしてから、すぐにAI実装検定のページを確認して、出題範囲と、公式テキスト の目次を確認しました。

テスト・テキストの作成元が同じだけあって、お題目レベルでは本当に準拠。下記のように学習計画をブレイクダウンしました。

どうやら、そこまで自習時間をとらなくても大丈夫そうだ、という感触を得ました。

1/9 - 2/3 何もやらず

1月は業務多忙のため、こちらに時間を割けないことがわかっていたので、スタートテスト合格の目標時期を 2/15 に設定していました。

合格が厳しそうであれば、1月から少しずつ勉強したかもしれませんが、、そうでもないので、1月は仕事に集中です。

2/4(木), 2/5(金) : AIパート用の復習

集中力を要さない作業 (メール確認・ファイル整理・事務仕事)や、食事時間などに、超AI入門講座の動画を流し見しました。

最初数編をみた段階で、進行がまどろっこしく感じたので、動画をダウンロードして、1.5倍速で視聴することで、時間を短縮しました。

Study-AIさん、できたら、ストリーミング再生のままで 倍速再生できる機能をつけてほしかったです( 確か vimeo の動画でもその機能あったと思うのです..)。

内容については「ロジスティック回帰 & 隠れ層が一層のニューラルネットワークについて、推論, 二乗誤差最小化規準で学習を回すコードを Numpyつかってスクラッチで書く」というものでした。例えば、「ゼロからつくるディープラーニング」など読んだ事ある人にとっては、新しい情報は全くないと思います。

動画みただけなので、所要時間は 4h

2/6, 7 : プログラミングパートの勉強

2/6(土) やはり、集中力を要さない作業 (メール確認・ファイル整理・事務仕事)中に、AIを学ぶための本格Python講座の 1~23までをイッキ見。基本的に新しい情報はなかった印象ですが、Numpyの使い方について、再度復習ができたのは良かったかなと思いました。

2/7(日) 普段の業務は、音・画像等のメディア系の信号処理のため、Pandas はあまり使っていません。そこで、Pandas 以降については、動画をしっかり聞きながら、付属のノートブックを実行したり、疑問に思ったところは、色々試してみたりもしました。

個人的に覚えておこうとおもったのは下記。

ほかは、すでに日常的に使っている知識か、なんとなくこんなのあったなと覚えておいて都度調べるでも問題なさそうだな、という印象

こちらも 全編に渡って 1.5倍速再生で、動画再生中に大体のノートブックの実行他終わったので、合計 4h

2/7 : 1回目のテスト -> 合格

勉強おわってすぐにテスト受けました。

一応計算は、Pythonのノートブックを一つ開いて、電卓代わりに使ったりもしましたが、問題によっては手計算のほうが早いものもあるので、紙と鉛筆も用意しておいてもよいかなと思います。

制限時間 60分で 60問の問題を解くということで時間は結構ギリギリでした。(52分くらいかかりました) 知識としては基礎中の基礎ということで、調べさせる時間を受験者に与えたくないという意図があるのかな、と思いました。

また、合格ラインが95%ということで、3問しか間違えられない。こちらは本当にギリギリで、57問正解で合格でした (危ない危ない...)。どこの問題で間違えたかは教えてもらえないので、真相はわかりませんが、おそらくどこか計算ミスかな,,と思います。

AI, プログラミングの出題は公式テキストを確認していれば問題なく解けると思います。 数学については、公式テキストをすっ飛ばして受験してしまったので、なんとも言えませんが、特に理系の方でしたら、行列の計算などは、基本的なものばかりなので、苦労することはなさそうですが、集合・確率に関しては、みたいな人でなければ、少し復習をしておいてもいいかな、という印象を持ちました。(「日常的にベイズの定理使ってます」という人でなければ、条件付き確率とか忘れてますよね..)

テストの受験は約1h

おわりに

なんとか計画どおり 2/15以前にテストを合格できました。。所要時間は、勉強+テスト+本日記で、10h 程度。

また3月あたまには大きい仕事がありますが、次からは本格的に講座スタートなので、少しずつ学習を進めていければな、と思います。